昨今のKPOPブームと共に、日本に流れ込んできた韓国コスメ。
- ティント
- 美白クリーム
- グリッターシャドウ
このあたりのワードを知っている方も多いのではないでしょうか?
今や、バラエティショップや薬局でも見かけるほど馴染みのある存在になりつつある韓国コスメ。
ですが・・・
そんな韓国コスメ、ネットで検索してみると
『韓国コスメ よくない』
『韓国コスメ 悪い』
という関連ワードが…!
今回は、本当に韓国コスメはよくないのか、韓国コスメ選びで失敗しないためのポイントを、わかりやすくご紹介していきます!
韓国コスメはよくない?!韓国コスメの落とし穴4選
それでは早速、私が調べてみた中で見つけた「韓国コスメの落とし穴」を事例に基づいてご紹介していきたいと思います。
安全基準が、日本の薬機法とは異なる
当たり前と言えば当たり前のことですが・・・
韓国と日本は国がそもそも違います。
後ほど詳しく説明しますが、それぞれの国に化粧品にまつわる法律があって
- 日本⇨薬機法
- 韓国⇨薬事法・化粧品法など
それぞれ、法律で制限されている内容が違うんです。
だから、日本で使用できる成分が韓国で使えなかったり…
韓国で使える成分が日本では良くないとされている成分だったり…
っていうので、「韓国コスメはよくない」という評価をされてしまうのかもしれません。
発ガン性成分が発見された⁉︎
「韓国コスメ よくない」と調べる人は、この話題を気にされているのかもしれません。
実際に2016年に起こった問題なのですが、
発ガン性物質を、基準値の5倍も含む商品が出回っていたんです。
でもこれは、韓国の法律が緩かったわけでもなく、完全に「企業側の失敗」です。
また、韓国の法律は約2年の頻度で見直し、改定されるので2022年現在ではこのような事件は起こっていません。
通販ではこんなトラブルが・・・
これは、最近流行りの「激安通販」系で購入した場合に起こりうる話なのですが
- 支払いをしたのに届かない
- 箱が壊れていた
- 中身が漏れていた
- 偽物が届いた
なんて事例がちらほら報告されているみたいなんです。
滅多に起こらないとは思いますが、注意しておいた方がいいのは100円以下のアイテムと、日本の公式サイトが無いブランドのアイテム。
このようなアイテムを買ってしまうと、何か問題や不具合が起きてもアフターケアが不十分な場合が多いので、通販で韓国コスメを購入される場合はこの2点を思い出してくださいね!
韓国コスメで失敗した人の口コミ
さて、「韓国コスメ よくない」の事例をいくつかお伝えしてきましたが、ここからは少し、リアルな声をお話ししていきたいと思います。
韓国コスメの悪い口コミ
・ピーリング系のスキンケアを使ったら、自分史上最悪レベルで肌が荒れました
・10個くらい、安いアイテムを買ったんだけど4つ届かなかったw
・肌色と合わなかった
こんな感じで、ちらほら見つかりました…(笑)
先ほどお伝えした事例に似ているものをピックアップしてきましたが、やはり韓国コスメは若干信用に欠ける部分があるみたいです。
韓国コスメの良い口コミ
でも、韓国コスメ全てがよくないわけでは全くありません。
次に、良い口コミもご紹介していきます▼
・スキンケアを韓国系で揃えてから、肌がモッチモチになりました
・1,000〜2,000円くらいであのクオリティだから本当にすごいと思います
…と、良い口コミも検索してみると沢山出てきました!
安い・可愛い・質がいい
とたびたびSNSでバズるほどなので、韓国コスメを一概に「良くない」と判断する必要はなさそうです◎
いいアイテムと良くないアイテムの見分け方は?
それではここから、「よくないアイテム」を手にしてしまわないような見極めポイントをご紹介していきますね!
基本的なポイントはこの3つ▼
・成分表
・日本公式サイト
・SNSの口コミ
それぞれ解説していきます!
成分表
大体、公式サイト・楽天やAMAZONなどのサイトを見ると表記がある「成分表」
気を付けたほうがいい成分は硫酸塩・PEGS・合成香料の3つ。
それぞれ、湿疹の可能性や発ガン性がある成分。
これらに限っては、韓国コスメだけではなく日本のコスメを手に取るときにも気をつけて見てほしいポイントです。
日本公式サイトの存在
これはまず見てほしいのが「日本公式サイト」
もちろん公式でなくてもそうですが、日本公式サイトがあるかぎり、ブランド側も悪いことは言えません。
また、公式サイトがある場合は、何か不具合があってもすぐに対応してくれる場合が多いです!
SNSの口コミ
この部分で肝となるのが、SNSの口コミであること。
公式サイトの口コミはだめなんです…
なぜだかわかりますか?
それは、
公式サイトにはサクラがいるから。
公式サイトには、本音の口コミが載っていないんす。
その点、SNSの口コミだと実際にそのアイテムを使った方が口コミを投稿しているので、そのコスメの本当に良い部分と悪い部分がわかるんです。
韓国の法律を簡単解説!
さて、冒頭でもお伝えしましたが、韓国には日本の薬事法に変わる法律がいくつかあるんです。
ここからはその内容についていろいろご紹介していきます。
韓国版「薬事法」は種類がたくさん
日本では、化粧品関連の法律は薬事法のみですが、韓国では
薬事法・医薬機器法・化粧品法・食品衛生法など…
ここまで細かく分かれているのは、筆者も調べるまで知りませんでした!
他にも違いがいくつか・・・
- 日本の「医薬部外品」は存在しない
- 韓国における医薬部外品は「殺虫剤などの薬剤」
- 韓国には「機能性化粧品」というジャンルがある
こんな感じで、ざっと出したところでもこんなに違いがあるんです。
ここまで細分化されていると、法律を守っていくのは相当大変そうですね…!
広告表現も、相当厳しい⁉︎
よく、こんな広告を見ませんか?
- これを飲んだらお腹周りがスッキリ
- ニキビのないまっさらな肌に
- 60歳のおばあちゃんのシワがピーン!
こういった表現、日本ではギリギリセーフ(違法ではない)んです。
でも、韓国は完全アウト。刑務所送りになります(笑)
っていうのも、韓国は日本よりも化粧品広告に対しての法律が厳しく、「効果があるとユーザーが誤解する表現はアウト」とされているんです。
韓国の化粧品方は、日本よりはるかに厳しかった!
こんな感じで、韓国の法律はとっても細分化されていて、それを一つ一つ守って商品を販売していくことは大変なんです。
で・す・が、そもそもの話「韓国コスメを日本で売る」ということは、韓国と日本、両方の法律を守らなければいけないということ。
なので必然的に、成分が安全なものしか販売できないんです。
その中でも悪いアイテムが一定数出てきてしまうのが現状ですが、これは国レベルの問題ではなく「企業がプラックなことをしている」というのが正しい認識。
だから、「韓国コスメ」をまとめて良くないと判断するのはおすすめしません!
「韓国コスメ よくない」の真相は・・・
ここまで、韓国コスメで実際にあったよくない事例や、実際の口コミ、法律などについてお話ししてきました。
一通り読んでくださった方ならもうわかると思いますが、悪いのは韓国コスメではなく、それを販売している企業に問題があるんです。
つまり、良くないコスメというのは、韓国に限らず世界中にあってどの国のコスメでも、消費者である私たちが気をつけなければいけないんです。
悪いコスメを手に取って悲しまないように、きちんとアイテムを見極めて購入してくださいね!