LINEマンガで連載中の韓国マンガ「義家族に執着されています」。
この作品は、なんとファンタジー・SF部門で19位と人気の作品なっています。
実際に読んでみたのですが…
本当に面白く深い…！
今回は、そんな話題の作品「義家族に執着されています」の結末を考察していきたいと思います！
「義家族に執着されています」はLINEマンガで配信されているファンタジー漫画です。中世ヨーロッパ的な世界観の中で展開される内容。そしてついつい何度も繰り返して読みたくなる韓国マンガです。 今回は、そんな「義家族に執着されています」を読[…]
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「義家族に執着されています」展開のおさらい
それでは結末を考える前に、「義家族に執着されています」がどんなお話なのか、順番におさらいしてみます。
主人公ペレシャティが殺される？始まりは衝撃の展開へ
主人公ペレシャティは母親を亡くし、ほどなくして再婚した継母と連れ子のレイナと共に暮らしていました。
しかし父親までも亡くなってしまい、父親の莫大な遺産を引き継ぐことになります。ただ、優しい継母と妹、結婚した夫のシーフに支えられ、家族を大切に生きていこうと思っていました。
ですが、第一話で主人公のペレシャティは毒殺されてしまいます。殺そうとしていたのはペレシャティの家族。
夫と信じていたシーフは妹のレイナと恋人で、優しいと思っていた継母の狙いはペレシャティに残されたのは莫大な遺産。死ぬ間際にその事実を知ってしまったペレシャティはその悔しさを「死んでも忘れない」と心で叫びながら意識がなくなっていくのでした。
裏切られる前にタイムリープ！ペレシャティの決意
死んだとばかり思っていたペレシャティはなぜか目覚めます。しかも、時は父親が亡くなったばかりの過去に戻っていたのでした。それは、家族に裏切られたと知る前の時間でした。ペレシャティは、自分の命と遺産を守るために生きることを決心します。決心はしたもののペレシャティは自分の力では、シーフのプロポースを断ることぐらいしか出来ないことを思い知ります。裏切られるその日が来るまでに間に自分を守れる力をつけようと決意するペレシャティ。
いつ、別の方法で裏切られるか分からない中でできるだけ安全に耐え抜く方法を見つけようと、ラピレオン家の当主、ラピレオン大公を訪ねます。
ラピレオン大公との出会い。そして事件勃発！
ラピレオン家は、過去に皇帝を助け帝国が発展することに貢献した功労が認められ、帝国で初めて大公の爵位を貰った家系でした。そして現在の当主、テルデオ・ラピレオン大公は長引くシュワーツ王国との戦争の中で、遠いところから駆けつけ早期に勝利に導いた立役者です。
しかし血まみれのまま首都に戻り、戦勝祝いにも出席せずに大公領に戻ってしまったテルデオを見た人々は「血と殺戮におぼれた戦争マニア」との異名で畏怖しているのです。テルデオは過去に結婚をしたことがありましたが、2か月も経たずに離縁しています。結婚していた期間、一度も夫人の部屋を訪れず、初夜すら迎えなかったという噂もありました。
ペレシャティは、そんなテルデオ・ラピレオン大公に1年間の契約結婚を申し出ます。自分の遺産をほしがる必要がないぐらいの地位にあること、そして初夜も執り行わないほど、女に興味がない男という2つの点で、自分にとって安全な場所だと考えたのです。
しかしラピレオン大公は冷たくあしらいます。ペレシャティはその場を立ち去ろうとする大公の腕を必死で掴み、その際に指輪でひっかいて大公に怪我をさせてしまいます。それでも引き下がらないペレシャティと冷たく断る大公。そんな中、ペレシャティは毒殺された時と同じ苦しみに陥り、倒れてしまったのです。
果たしてペレシャティは自分の命を守れるのでしょうか？！
「義家族に執着されています」隠された伏線を考えてみる
大まかな展開をみたところで、話の中に隠れた伏線について考えてみたいと思います。
呪いの存在について
ペレシャティが家族に毒殺された時、苦しむペレシャティにシーフが「証拠を残さず殺すには呪いしかない」と告げます。
そして、ラピレオン大公に会った時、ペレシャティに起きたのはその時とまったく同じ症状なのでした。息が苦しくなり目の前が真っ暗になったペレシャティは、もう一度死んだと確信します。
これは何の呪いなの？？でしょうか？
ペレシャティの毒殺とラピレオン家の関係は？
二度目の死を確信したペレシャティでしたが、また目覚めます。今度は地面に大きくあいた穴の中でした。
ペレシャティは大公が自分を殺すために生き埋めにしようとしていると恐れます。ですが「本当に生き埋めにされたくなければそこから出ろ」と大公はペレシャティに手を差し伸べます。混乱するペレシャティに、大公はラピレオン家の秘密を話し始めます。
ラピレオン家の人間は血に毒をもって生まれること、毒に対する免疫力が強く普通の毒では死なないこと、その血をもって数滴で人を殺すことができること。
世の中の人々は、ラピレオン家を「呪われた家門」と恐れていましたがそれは恐怖の念を持って言っていただけでした。
ですが、大公は「ラピレオン家は呪われている」と断言したのです。ペレシャティが家族に毒殺された時に使われた「呪い」とラピレオン家の呪い。
これにはどのような関係が？？
【ネタバレ】「義家族に執着されています」結末はどうなる？
「義家族に執着されています」は結末に向けて、どういう展開になっていくのでしょうか。個人的な願望も含めて、考察をしてみます。
ペレシャティは幸せになれるのか？
タイトルで「執着されています」とついていること、そしてプロローグではラピレオン大公に溺愛され、その家族にも愛されている様子が描かれています。
最終的にペレシャティが義家族に受け入れられて安心して暮らしていけることは分かるので、そこはホッとする結末になることでしょう。
ラピレオン家の呪いはどうなる？
気になるのはラピレオン家の呪いの行方です。大公を始め養子のセルフィウスも姉のセルシアも、ラピレオン家の血を持つ者は
人生の中でその毒性にずいぶん苦しめられています。世間の人々にも呪いを恐れられるその血の力を克服する方法があるのでしょうか？
ペレシャティがそこまで義家族に受け入れられることになったのは、この呪いをペレシャティが持つ何らかの方法で解決に導いたからではないか、
とも考えられますよね。
ザハルト伯爵家の行く末
個人的にちょっと気になっているのは、ペレシャティを殺そうとした血のつながらない家族達、ザハルト伯爵家の処罰です。
話の流れから見ると、ペレシャティは復讐しようを望んでいるわけではないようです。ですがペレシャティに危害を加えようとした者たちに、
何らかの罰が下る展開があるほうがスカッとする読者も多いのではないか、と思ってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「義家族に執着されています」は現在35話まで配信されています。
話が進むにつれて、ペレシャティの毒殺とラピレオン家の関わりが明らかになっていきます。
ザハルト伯爵家の人々も、ペレシャティに対して激しい執着から大胆な行動に！？
そんないろいろな事件の末、どうやってペレシャティは幸せをつかんでいくのか。今後の展開がますます楽しみですね！
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